タヌキの捨て日記

捨て活にいそしむ漫画家・イラストレーター、名もなきものです。作品と日常生活の記録。

タヌキの湯シャン

なぜ湯シャンするのか

なんとなく「自然にミニマムインパクトでありたい」と思っている私がまず減らせる洗剤が、シャンプーでした。食器は中性洗剤で洗いたい。それならばという選択です。 また、習慣になった今、頭を洗うときに「自然に優しい」と感じられるのがとても心地よいのです。

そして、気になるのは現代人がよくぶち当たる「洗すぎ問題」です。洗い過ぎからくる皮膚のトラブルは多いのではないでしょうか。私自身、匂いを気にしてしっかり洗うヘアケアしていた時期もありますが、今は湯シャンで洗い足りていると感じますし、皮膚と髪の状態もいいです。今回は湯シャンについて、私のやり方や考えをいくつかお話します。

平安貴族は頭洗うのも数ヶ月に一度くらい、らしいですよ。

湯シャンのメリット  とにかく圧倒的時短です。通常の洗髪と比べると、湯シャンにかかる時間は一瞬。早く終わるのはとても嬉しいです。節水にもなります。頭皮のにおいも気にならなくなりました。   

デメリット  デメリットといえば、1つは髪質をコントロールできないことです。これは困る人はいると思います。シャンプーは汚れを落とすだけでなく髪悩みにアプローチします。湯シャンはその恩恵を捨てることなので、私はうねりなどの「本来の髪質」がダイレクトに出ました。元々のクルクルが強く出て、広がります。でもそれを、デメリットと捉えなくてもいいとも思うのです。クルクルもひとつの個性ですからね。また、そう考えると、加齢とともに毛量が減って、、というお悩みにも、ボリュームが出る湯シャンはすごくマッチします。

               ボヨン

2つ目は洗髪時のマッサージ効果が減ることでしょうか。シャンプーすることでコリがほぐれ、目がパッチリ、肩こりもスッキリします。「これは湯シャンでは敵わないのでは、、?」

湯シャンの友シャンプーブラシ 

いえ、そこはシャンプーブラシでカバーです!程よく地肌を刺激し、湯シャンでも充分マッサージ効果を感じられ、私は物足りないということはないです。それに、ブラシを使うことでかなり上手くすすげると思います。私が思う湯シャンの成功の鍵は「地肌のすすぎ」です。すすぎがスムーズになるブラシ、まだの方はぜひお使いください。それでも髪が絡まってしまう場合、酢などをスプレーします。

色々売られていますが私はこちらをずっと使っています。(本来はヘアブラシみたいです。)

たまにシャンプーでリセット 湯シャンを続けていて、スッキリ感が懐かしくなるのが10日経つ頃です。「頭スッキリさせた〜い」と感じたらシャンプーします。頭皮のリセットです。サラサラの指通りに、「やっぱりシャンプーってすごい」と思いながら髪を乾かします。本当にスッキリ爽快です。でもそれからまた10日間、ちゃんと湯シャンに戻れますよ。10日おきくらいのサイクルが、多すぎず少なすぎず自分にちょうどいいペースです。

湯シャン3種の神器 失敗しない湯シャンのための3種の神器は?と聞かれたら、上記のタングルティーザー、酢、そしてトリートメント!   です。湯シャンの途中でトリートメントをいつも通り塗布し、ブラシでなじませ、地肌をよくすすいで完了です。

「え、トリートメント使うの???さっき自然にミニマムインパクトって言ってなかった?」

使います!!!せっかく湯シャンをしても、洗い上がりが悪ければ続きません。私の思う湯シャン成功の鍵は「地肌のすすぎ」ですが、湯シャンの髪は絡まりやすく、丁寧に流しても汚れが残りがちです。多くの場合上手くすすぎきれないことによるベタつきが、やめてしまう原因ではないでしょうか。なので、私はトリートメントで指通りよくすることは必須と言っておきたいです! 

 

酢やクエン酸も髪の通りをよくしてくれますが、さらにトリートメントを併用するのがおすすめです。(2回目)

以上になります。湯シャンは10人いれば10通りの方法があると思います!ご自身にぴったりの方法を開拓して、楽しい湯シャンライフを送っていただければと思います。またこの記事が、どなたかの参考になれば幸いです。

おわりに 私事ですが今年に入ってヨガを習い始めました。そして冒頭ので述べた私のベースにある「自然にミニマムインパクトでありたい」という願望が、ヨガと妙にマッチしていることに最近気がつきました。

自然との調和は、ヨガの教えでもありますからね〜。特に水は巡りめぐってまた帰ってくるのであんまり汚したくないです。湯シャンをしたときの、今、私は自然に優しい、と思える気持ちを大事にしたいですね。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。タヌキの日記にまた遊びに来てください。